・ゴルフグローブは買わないとダメ？
・どんなゴルフグローブを買えばいいの？
こんな疑問にゴルフスクール勤務歴８年の、はつみつがお答えします♪
結論
・ゴルフグローブは必ず用意してください
・サイズはピッタリサイズ
・初心者であれば￥1,000～￥2,000くらいのグローブでOKです
ゴルフグローブはなぜ用意しなければいけないのか。
役割、選び方や種類を紹介します。
目次
ゴルフグローブとは
グローブとはゴルフをするとき（ショットを打つとき）に着ける手袋のことです。
片手と両手がありますが、一般的には片手を使用します。
（片手と両手の選び方は後に解説します）
片手グローブを使用する時に気を付けたいのが、グローブは利き手または打ち手と反対の手に着用すること。
・右利き・右打ち → 左手に着用
・左利き・右打ち → 左手に着用
・左利き・左打ち → 右手に着用
・右利き・左打ち → 右手に着用
右利きの人は右打ちでゴルフを始めることがほとんどなので迷わないと思いますが、左利きの人は右打ちか左打ちかによってグローブを着用する手が変わるので注意してください。
ゴルフグローブの役割
なぜグローブは必要なのでしょうか。
グローブの役割をみていくとその答えが見えてきます。
滑り止め
グリップから手が滑らないようにする役割がある。
勢いよくクラブを振ったり、雨の日にゴルフをすると手からクラブが抜け落ちて、クラブが飛んでいってしまったなんていう経験はありませんか？
クラブを手から離してしまうのは、握力が耐えきれなかったことや雨や手汗で濡れて滑りやすくなっていたなどが原因です。
滑りやすいようではプレーに集中できないですし、力の分散がめちゃくちゃでフォームが崩れる原因になります。またクラブが飛んで周りの人に当たり怪我をさせてしまう危険もあります。
グローブをはめてグリップから手が滑らないようにしましょう。
グリップ力を高める
グローブを着けることでグリップと手の密着度が高まりグリップ力を高める役割があります。
先ほど、 手からグリップが滑り落ちる原因は握力が耐えきれないためと書きましたが、グローブを着用することで握力の弱さをサポートしグリップ力を高めてくれるので、滑ることを防いでくれます。
例えば、一般的には右利きの人は左手の方が握力が弱いですよね。
右利きの人は右打ちですから、クラブを振り下ろした時に左手が先にくるので左腕が主体となります。
主体となる左腕の方が右腕よりより大きな力が加わります。これに握力が弱い左腕が耐えられるように、グローブを着用してグリップ力を高めることが大切になります。
手の保護
グローブは手を保護する役割をもっています。
ゴルフ練習を一生懸命していると、いつのまにかマメができていたなんていう人いませんか？
グローブを着けずに手で直接グリップを握ると握る力が強くなるので手にかかる負荷が大きくなります。そのため手を守ろうとしてマメができやすくなったり、グリップと皮膚が擦れて皮が剥けて手が荒れたりなんていうことが起こります。
マメはグローブをしていてもできますが（練習の証）皮が剥けるのはグローブをすれば改善されます。（クラブの握り方が間違っている可能性も大きいです）
利き手の使い過ぎ抑制
利き手に入りがちな力を抑制する役割がある。
ゴルフは利き手とは逆の手・腕が主体となるので、例えば右打ち（右利き）の人は左手・腕を主体に使う必要があります。しかし一般的には利き手の方が力が強いので、左手の力の弱さを右手がカバーしようとし利き手に余計な力が入ってしまうことが多いです。
そういう時は両手にグローブを着けることをおすすめします。
利き手にもグローブをはめることで余計な力みを抑制することができます。
ゴルフグローブの選び方
片手 or 両手
基本的には片手でOKです。
前述したようにグローブの役割は握力の弱い手の補強が1番の目的です。
補強することにより滑り落ちるのを防いだり、グリップ力を高めたり、利き手の使いすぎを抑制します。
□両手の着用をおすすめする人
・力が弱い
・利き手に力が入りすぎてしまう
・手汗をかきやすい
・手荒れしたくない
・片手だけ日焼けしたくない
・防寒対策として
サイズの選び方と測り方
サイズはピッタリサイズを選んでください。
ピッタリサイズだと余計な空間がないため、手の平までしっかりフィットします。
しっかりフィットするほど素手に近い感覚になるのでグリップとの密着性が高くなり、高いグリップ力を発揮することに繋がります。
ゴルフショップにはグローブの試着がおいてあるので、購入するまえに必ず試着をしてジャストサイズを選んでください。
サイズは男性だと21～26㎝、女性は18～21㎝が用意されています。
■サイズの測り方
手の円周の長さがグローブのサイズです。
上図の赤い矢印が手の円周の長さにあたるところ。
小指の付け根下1～2㎝のところから人差し指付け根の下1㎝を通る長さです。
簡単なやり方は、生命線に沿って1周何㎝か測ってください。それがあなたのグローブのサイズです。
男性は平均22㎝、女性は平均18cmくらいです。
■ 指の長さ
手の平のサイズは合うけど指の長さが合わないなんていうこともあります。
指の長さがどうしても合わない人は、指の先端がカットされてるグローブ（本来はネイル対応用）や指の長さ別に細かくサイズを展開しているグローブを試してみましょう。
グローブのサイズを適当に選んでしまうとグリップ力が下がります。ヘッドスピードが低下して飛距離が落ちたり、スイング自体が崩れてしまう恐れもあります。
自分に合うサイズのグローブを購入して練習に励みましょう。
ゴルフグローブの種類
□グローブの種類は3つ
・天然皮革
・合成皮革
・天然皮革+合成皮革
初心者であれば「合成皮革」か「天然皮革+合成皮革」のグローブを用意しましょう。
合成皮革
言葉のイメージから合成皮革は天然皮革に比べて劣るような気がしますがそんなことはありません。
□合成皮革の利点
・耐久性が高い
・濡れても滑りにくい
・カビや汚れに強い
・手洗いができる
・価格がお手頃
合成皮革のグローブは安いものだと500円程度で買えるものもあります。
1回しか使わないかもしれない、とにかく安く買いたいという人は合成皮革のグローブを買ってみましょう。
ただ安すぎると1回使っただけなのに生地がボロボロと剥がれ落ちてくる、破けるといったトラブルが起きやすいので安くとも￥1,000以上するものをおススメします。
合成皮革はかわいいデザインのものが多いです。
初心者ゴルファーはグローブにフィット感を求めるなどという中・上級者が気にすることはまだ考える必要はありません。まずは練習を継続することが大切です。そのためにも自分が気に入ったデザインのグローブでテンションを上げて練習に取り組めるようなものを探してください。
天然皮革+合成皮革
初心者だけどフィット感を求めたい！という人は天然皮革+合成皮革のグローブがおすすめです。
このタイプはグリップとのフィット感を高めるために天然皮革は手の平側に、合成皮革は手の甲側に使われていることが多いです。
天然皮革が入っているからといって急に値段が上がるわけではなく￥1,000以下で購入できるグローブもあります。
3か月以上はゴルフを続ける、本格的にゴルフを始める予定の人はこのタイプを選ぶといいと思います。
天然皮革
□天然皮革の主な種類3つ
・シープ（羊）
・エチオピア・シープ
・ペッカリー
主にシープを使用していることが多いです。
羊の皮は柔らかいため密着性が高く、フィット感を実現してくれます。
皮の種類によって値段が異なります。
シープであれば￥2,000くらいで購入できるものもありますが、ペッカリーのものは￥10,000をこえてくるグローブもあります。
天然皮革は手に馴染んでくるので少しキツめサイズを選ぶといです。フィット感に優れグリップ力を高めるのに大いに役立ちます。耐久性が低く水に弱いので手入れが大変で買い替え頻度はあがるでしょう。
初心者ゴルファーは最初から天然皮革のグローブを使う必要はありません。
3～6か月ほどゴルフを継続しスイングが固まってきたら自分へのご褒美で試してみてください。
良質なグローブでゴルフをしたら何が違うのか？を実感できたらあなたがゴルフを真剣に取り組んだ証です。
まとめ
グローブを用意する理由は、あなたのゴルフが上手くなるためです。
上手くなるためには以下のような役割を果たしてくれるゴルフグローブの着用が必須です。
・スイングを乱さない
・滑り止めになる
・グリップ力を高める
・手の保護
・利き手の使い過ぎ抑制
サイズはピッタリサイズでフィットするもの！
初心者は￥1,000～￥2,000くらいの片手グローブを用意すれば十分です。
おすすめのブランドはフットジョイのゴルフグローブです。
着け心地、性能、価格どれをとっても文句なし！多くのゴルファーが愛用しています。
>>>Amazonでフットジョイのグローブをみてみる
>>>楽天でフットジョイのグローブをみてみる
以下の記事におすすめのゴルフグローブまとめてます♪
最強のグリップ力！雨でも滑らないゴルフグローブ13選【決定版】をみてみる
せっかくゴルフを始めるのですから、あなたのスイングを乱さないためにもゴルフグローブを必ず用意して、練習を頑張っていきましょう！
